後に、人気エロマンガ家になる甘露アメ先生の原点が詰まった一般向け作品。
イケメン吸血鬼が「極上の生き血を飲みたい」という美食目的でJCをお世話をする
動機は不純なのにお母さんのように食事管理をし、恋愛関係でもないのに味を想像してうっとり…という日常マンガ。
露出度やポーズの過激さは少ない(むしろJC自身は清楚で良い子)なのですが、問題は男キャラ。
甘露アメ先生の画力でイケメンに描かれているのですが…残念なイケメンです。
甘露アメ先生はアイデアとストーリーの引き出しが多く、この作品でもその部分は光っているのですが…
大半の作品で出てしまうクセが「男性キャラが欲望を代弁しすぎて、愛や欲望を女の子にぶつけすぎてキモさが出る」
というのがこの方の特徴なのです
これがエロマンガだと「興奮を煽るスパイス」なのですが、今回は一味違う!
今回のように性的じゃない目的のキャラがやると「イケメンらしからぬ捕まってない犯罪者から滲み出る生理的なキモさ」になって日常マンガの中に病みつきになるエグみを入ります。
このエグみこそが、ゆるフワな日常マンガを没入させる隠し味になるというのが…春野菜のような繊細でユニークな部分です。
甘露アメ作品ならではの、独自のアイデア・あどけないかわいさ・クセになるエグみ…これら全てを余すところなく味わえる1冊です。

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